息子の来春からの進路先である美容師専門学校に、入学後のサポートについて相談に行ってきました。
息子はASD+LDですが、特に必要なのはLDの支援。とにかく板書を写すのが困難なので、iPadで入力させてもらったり、板書を写真に取らせてもらったりをさせてもらえるかの相談でした。
現場のトップである副校長先生と主に話をさせてもらいましたが、診断書を直前に用意できたこともあり、スムーズに話は進みました。
「授業にサポート機器を使ってもらうのは全然構わないですよ。うちは留学生もいるので、電子辞書とか自由に使わせてますし、板書の写真も取らせていますよ。」「音声入力で教員の話を記録してもらうのも構わないです。」
そうか~、言葉の支援という点では読み書きのハンデも母国語のハンデも、先方にすれば同じ感覚なんだ。新たな発見でした!
「それと、コロナのこともあってオンデマンドで授業をすることも増えたので、来年度からは全員にiPadを購入してもらうことに決まったんです。」「でも、好みはあるので、ご自身で用意してもらっても構わないです。」
お〜、それはさらにハードルが低くなるじゃん!と思っていると、
「購入してもらうiPadは、ん〜、普通のやつですね。」
えっ、iPadの「普通」って何? 何を「普通」って言ってるの? 凸凹キッズ抱えていると「普通」というキーワードには反応しやすいんだけど。
なんて思っていると、息子が食いつきました、iPadの方に。
「普通のやつですよね。大丈夫です、わかりました。」
なんでそこで会話が成立する?
こっちは「普通」という単語には敏感で極力使わないようにしているのに・・・^^;
なにはともあれ、単位取得のための校内テストや国家試験対策は、実際の授業を受けて息子がどう感じたかを見てから、改めて相談することになりました。
(テストのハードルはそれなりに高めなので、息子よ頑張りたまえ)
やっぱり早めに動く、相談するというのは大切ですね。
帰り道で、息子に「これまでの学校のように最初から助けてくれる環境ではなくなるから、自分から先生に困りごとを伝えられるようにしていこう。」と話しかけると、
「俺、iPad Pro買うから!みんなと同じのは買わないよ。」
きみ、人の話聞いてないでしょ。もう、頭の中はOKの出たiPad、それもiPad Proの妄想だらけですね。
さらにトドメの一言。
「で、俺って留学生なの?」
は〜、先が思いやられます・・・
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