
プロフィール
凸凹キッズ子育てコンサルタント
子育て・教育コンサルティング「エデュケーションサービス」代表
1967年埼玉県生まれ、埼玉県在住
「翔んで埼玉」&ネコをこよなく愛す。
主に学齢期の子供の子育てや教育についてアドバイスを提供
特に発達障害の子供の子育てに関するコンサルティングが専門
親として発達障害の息子を育て、教員としても多くの発達障害のある子供を育ててきた、他にあまり例のない稀有な経験に基づき、学校在職時代から多くの保護者の相談を受ける。親の苦労や気持ちに寄り添った、自身の経験に基づいたアドバイスにより、これまでにのべ300件の相談を受け、悩みを解消している。
1995年東京都公立中学校の教員になる。
4年後に担任した「立ち歩き癇癪を起こすと泣いて椅子や机を投げ飛ばす」生徒の対応から発達障害との関わりがスタート。当時は発達障害の概念が日本に入ってきて間もない頃で教員でも知らないのが普通の時代。3年間担任として支援するも保護者に理解してもらえず、逆に「息子を障害者扱いした」と自宅に毎日4時間以上のクレーム電話を入れられるなど教員としての自信を無くしかける。
その後、テストの成績が悪い生徒がからかわれる事案が発生。テストの誤答が全く問題に正対していないことからLDを疑う。今度は保護者に慎重に事象を伝え理解を得、大学と連携して検査を行いLDであることを確認する。さらに同級生にLDを理解させ、からかいを無くすことに成功。以降「気になる生徒のことは岸渡にまず聞け」となり発達障害対応の実績を積み上げていく。
そんな折、自分の子供も発達障害であることが発覚。学校では冷静に対処できても家庭では感情が高ぶるなど親としての子育てには教師としての関わりとは違った難しさがあることを痛感。さらに、妻が精神疾患を発症、発達障害の二次障害と診断される。発達障害児支援は「大人になった時」を前提に行わなければならないと身を以て知る。
発達障害が社会に広く認知され医療や外部支援が普及しても保護者の相談は常にあり、我が子の発達障害や自身の子育てを踏まえて相談に乗ることで多くの保護者の悩みを解消。この相談スキルを保護者だけでなく全国の親に提供するため、教員を辞め独立。現在までにのべ300人の相談を受け解決。発達障害の子を自己肯定感が高く自立した社会人に育てる術を身に付けてもらうための支援を継続中。
経歴
1991年 東京学芸大学教育学部卒業
東京学芸大学大学院進学
大学院での研究と並行して公立・私立中学校、大手予備校で非常勤講師
1995年 東京学芸大学大学院修了
東京都公立中学校に理科教諭として任用
2010年 東京都教育委員会に安全教育担当指導主事として着任
2012年 東京都公立小学校に副校長として着任
2018年 東京都の教員を退職
子育て・教育コンサルティング「エデュケーションサービス」立ち上げ